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山陰スピリチュアル紀行

弁慶生誕の地 本庄の神社めぐり [松江市]

弁慶の森、長見神社、弁慶島、久良彌神社

今回の神社めぐりは、弁慶が生まれたとされる「弁慶の森」からスタートします!


案内していただいたのは、長見神社や久良彌神社他5社を祭祀しておられる森脇宮司です。

弁慶の森

弁慶の森の入口から奥に進む途中に弁太(べんた、後の弁慶)が産湯につかったとされる場所があります。

弁吉女霊社


弁吉女霊社(べんきちじょれいしゃ)には、弁慶のお母さんの弁吉さんが祀られています。


このお社の近くには小屋があったそうで、その昔、弁吉さんの霊力にあやかろうと妊婦さんが泊まり込みで安産を祈願されていたそうです。(宮司が子どもの頃にはまだ建物はあったそうです。)

医療も発達していない時代ですから、赤ちゃんを無事に産むためには欠かすことのできない大切な場所だったようです。


医療が発達した現代でも、出産はやはり命がけですから。

所在地: 島根県松江市長海町(入口は長見神社付近)

長見神社


弁吉さんは和歌山県田辺出身で、なかなか結婚できなかったため、親に「出雲の国で縁結びして来い! そして、子ができるまで帰るな!!」と、言われたとか言われなかったとか。


出雲の国でお参り(注1)をした弁吉さんは夢で、長見神社で運命の人を待つようにお告げを受けます。

 

長見神社で待っていると、天狗がやってきて二人は出会いました。しかも、その天狗は桃の花を弁吉さんに渡して夫婦になったとか。ロマンティックが止まりません!!

そして、授かったのが後に弁慶となる弁太です♪


弁太(弁慶)も数々の伝説を残していますが、母の弁吉さんも負けてはいません。つわりがひどかった弁吉さんは鍬(くわ)を食べたとか、しかも9本と半分も!


長見神社には、弁慶が書いたとされる「弁慶願文(べんけいがんもん)」が残されています。本物は大切に保管されているため、写真を見せていただきました。

 

所々、素人の私にも一部読める字もありました。

御祭神: 瓊瓊杵命(ににぎのみこと) ・木花開屋姫命(このはなさくやひめのみこと)
所在地: 島根県松江市長海町59
【注1】弁吉さんがお参りした神社は、出雲路幸神社(島根県安来市西松井町)と言われています

弁慶島(亀島)


長見神社から道の駅本庄に向かう道中、亀のような島が見えます。

弁太があまりにも乱暴なので、母の弁吉は弁太を島に置き去りに。そこに父親(天狗)が来て弁太に剣術や学問を教えたとされています。

所在地: 松江市野原町

道の駅 本庄


ちょっと休憩。


「弁慶生誕の地 道の駅本庄」には、弁太(弁慶)の伝説にまつわるモニュメントがあります。そこで記念撮影。

 

こちらでは弁慶にまつわる可愛いマップが手に入り、弁慶の母と父が出会うところから数々の伝説が人生ゲーム風に紹介されています♪


(「弁慶の焼きどころ」という餡子の入ったお餅がおすすめです。売り切れ注意)

所在地: 島根県松江市野原町401-8

闇見ノ国(くらみのくに)を知る


新庄町に中海が一望できる海岸道路があります。そこの土手に立って、朝日が昇る位置を確認。


松江といえば宍道湖の夕日ですが、中海から昇る朝日も名物スポットになるかも?


ここでは夏至と冬至の太陽の昇る位置と沈む位置を教えてもらいました。昇る位置は夏と冬では30~40kmくらい違っていて、沈む位置も山ひとつ分くらい違います。

 

そして、山に沈む太陽の軌道は松江の中でもいち早く夜が来ることが想像できます。

(写真は土手から東へパシャリ。晴れていたら写真中央あたりに大山がみえます。)

さて、国引き神話(注2)で八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が「国来(くにこ)、 国来」と3番目に引っ張って来たのが、闇見の国(注3)です。

 

「闇見の国」には、『谷間にあって光が少ない』という意味があるそうです。

 

太陽は山間に沈むので日が落ちるのが早く、古代の人は「太陽の光をもらっている国」と「もらっていない国(=光が少ない国)」の存在をちゃんと知っていました。

所在地: 島根県松江市新庄町
【注2】八束水臣津野命は越の国などから4つの島を引いてこられました。それが(西から)「杵築ノ御埼(きずきのみさき)」「狭田ノ国(さだのくに)」「闇見ノ国(くらみのくに)」「三穗ノ埼(みほのさき)」です。
【注3】闇見ノ国は、松江市鹿島町の多久川から美保関町手角のくびれまでの地域です。

久良彌神社


闇見の国の総社です。神話の里、闇見の中心地です。


ここで、漢字をみてみましょう。「闇見」ではなく「久良彌」という漢字が使われていますが、これは、「縁起のいい漢字を付けよ」という勅令があったからだそうです。

 

ちなみに、「山陰」の候補に「北陽」という案が出ていたとか。

闇淤加美神(くらおかみかみのかみ)は闇見の国を支配し、水を司る神。谷間の深いところにいらっしゃるそうです。


速都牟自別神(はやつむじわけのかみ)は風を司る神であり鉱工業を発展させたとか。


中海では砂鉄が取れたようで、この新庄にはその昔、腕のいい刀鍛冶がいたそうです。

 

その刀鍛冶こそ、あの有名な弁慶の薙刀をつくった刀鍛冶です。弁慶の有名な薙刀は Made in 新庄!

所在地: 島根県松江市新庄町994

トラットリア ラ カーメラ

 

ここでランチ♪ サービスランチはパン・サラダ・スープがおかわり自由で、メインをパスタ・ピザ・オムライスから選べてドリンク付きです♪ 

 

メインが来るまでにパンとサラダをおかわりし過ぎないよう注意が必要です(笑)


味も量も大満足です。

所在地: 島根県松江市西川津町4090

(2016.08.25)

協力:社☆ガール 宇都宮真理

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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