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その不安、本当に「今」起きていることですか? ― 思考と感情に巻き込まれず、今ここに戻るということ ―

癒し処 和み からだと心をゆるめる場所

私たちは日々、いろいろなことを考えながら生きています。


過去に起きた出来事を思い出して後悔したり、まだ起きてもいない未来を想像して不安になったり。


そして、気づかないうちに、その思考が作り出した世界を「現実」だと思い込んでしまうことがあります。


でも、少し考えてみてください。


今、あなたを苦しめていることは、本当に今この瞬間に起きていることでしょうか?


「そう感じた」と「そうである」は違う


例えば、パートナーがいつもより冷たく感じられたとします。


すると、

「何か悪いことをしたかな?」

「もう嫌われたのかもしれない」

「このまま別れることになるかもしれない」


そんな思考が次々に浮かんでくることがあります。



最初は小さな違和感だったのに、気づけば最悪の未来まで想像して、不安でいっぱいになっている。


でも、ここで一度立ち止まってみてほしいのです。

実際に起きたことは何でしょう?


パートナーの態度が、いつもより冷たく「感じられた」。

今、確認できているのはそこまでかもしれません。


相手が本当に怒っているのか、嫌いになったのか、別れを考えているのか。


それは、まだ分かりません。


「そう感じた」という自分の体験は確かにある。でも、その解釈が事実とは限らないのです。


今の出来事に、過去の反応が重なっていることもある。


なぜ、たったひとつの出来事から、こんなにも不安が広がってしまうのでしょう。


それは、今の出来事だけに反応しているのではなく、過去の経験から身についた思考や感情のパターンが働いているからかもしれません。


例えば、幼い頃から誰かの顔色をうかがっていた人。


相手の機嫌が悪いと、自分が何かしたのではないかと不安になっていた人。


突然、大切な人との関係が変わってしまう経験をした人。


そうした経験があると、似たような場面で、以前と同じ不安や警戒が自動的に湧いてくることがあります。



もちろん、すべての不安が過去から来ているわけではありません。


ただ、今の出来事に対して、自分でも驚くほど大きな反応が起きていると感じたときは、少し観察してみる価値があります。


今の出来事をきっかけに、昔からの反応が動き出しているのかもしれない。


そう気づくだけでも、目の前の現実と、自分の内側で起きていることを分けて見られるようになります。


感情を変えようとしなくてもいい

不安になったとき、私たちはつい、自分を安心させようとします。


「大丈夫、大丈夫」

「そんなふうに考えちゃダメ」

「もっと前向きにならなきゃ」

あるいは、

「不安になるのも当然だよね」

「そんなことがあったら、怒るよね」

と、自分の気持ちに寄り添うこともあるでしょう。


それで少し楽になることもあります。



でも、私自身がいろいろ経験する中で、もっと自然に楽になれると感じた方法があります。


それは、感情をどうにかしようとせず、ただ観察することです。


不安が湧いてきたら、

「あぁ、今、不安を感じているな」

怒りが湧いてきたら、

「あぁ、今、怒りが湧いているな」


そして、そこにくっついている思考にも気づいてみます。


「嫌われた、と思っているな」


「ひどいことをされた、と思っているな」


「きっと悪いことが起きる、と思っているな」


ここで大切なのは、その思考をすぐに事実として採用しないこと。


思考が浮かぶことと、その思考が正しいことは別なのです。



思考や感情と「一体化する」って、どういうこと?


ここで少し、「一体化」ということについてお話しします。


例えば、「嫌われたかもしれない」という考えが浮かんだとき。


「あぁ、私は今、嫌われたかもしれないと思っているんだな」

と気づいている状態と、


「もう嫌われたんだ!どうしよう!このまま別れるかもしれない!」

と、その考えを現実そのものとして受け取っている状態。


この違い、分かるでしょうか?


後者は、自分の中に浮かんだ思考を疑うことなく信じ、その思考に伴う感情にも巻き込まれている状態です。


これが、ここでいう**「思考や感情との一体化」**です。


そして厄介なのは、一体化している最中は、自分が一体化していることに気づきにくいということ。


頭の中で次々と浮かぶ考えが、まるで自分自身の声であり、疑いようのない現実のように感じられるからです。


でも、ここでひとつ問いかけてみてください。


あなたが「自分」だと思っているその頭の中の声は、本当にあなた自身のすべてでしょうか?


「嫌われた」と考えている自分がいる。


そして、その考えが浮かんでいることに気づける自分もいる。


そう考えてみると、少し不思議ではありませんか?



「感じている自分」から「観察している自分」へ


私も以前は、苦しみと一体化して生きていました。


不安になれば、その不安が現実のすべてのように感じられ、怒りが湧けば、その怒りの中に入り込んでしまう。


同じようなことを何度も繰り返していました。


でも、あるとき、もういい加減変わりたいと思ったのです。


そこから、自分の内側で何が起きているのかを観察するようになりました。


最初からうまくできたわけではありません。


感情に巻き込まれて、あとから気づくこともありました。


それでも、繰り返していくうちに、少しずつ習慣になっていきました。


今、不安を感じている。


今、こんなことを考えている。


今、身体が緊張している。


こうしてひとつずつ認識すると、不安を感じている自分と、それを観察している自分との間に、少し距離が生まれます。


不安が消えなくてもいい。

怒りが残っていてもいい。


ただ、その感情や思考に、自分のすべてを明け渡さなくてもいいのです。


「今ここ」に戻るために

思考が止まらなくなったときは、まず呼吸に意識を向けてみてください。


鼻からゆっくり息を吸って、無理のない速さで吐いていきます。



そして、自分に問いかけてみます。


「今、私は何を感じている?」


「どんなことを考えている?」


「身体はどんな状態?」


「今、実際に起きていることは何?」


答えを急いで出す必要はありません。

ただ、気づいていくだけ。



呼吸に意識を向けるのが苦手なときは、足の裏が床に触れている感覚や、目の前に見えるものに意識を向けてもかまいません。


過去の後悔も、未来への不安も、思考として今ここに現れることはあります。


でも、頭の中で想像している出来事が、今この瞬間に起きているとは限らないのです。


そこを見分けられるようになると、思考に振り回される時間が少しずつ減っていくかもしれません。


※いじめやDV、脅迫など、実際に危険な状況に置かれている場合は別です。

そのようなときは、感情を観察することよりも、まず自分の安全を確保し、必要な支援につながることを優先してください。



思考は思考。感情は感情。事実は事実。


私たちは、自分の頭の中で考えていることを、つい本当のことだと信じてしまいます。


でも、思考はいつも正しいわけではありません。


感情も、確かに感じているものではあるけれど、その感情が教えてくれる解釈が、必ずしも事実とは限りません。


だからこそ、まず観察する。


「今、私はこう思っているんだな」


そう気づいたところで、いったん止まってみる。


無理にポジティブになる必要も、自分を責める必要もありません。


今ここに戻るとは、思考が作り出した物語から少し離れて、実際に起きていることを見つめ直すこと。


それは、自分の感情を無視することではなく、自分の内側で起きていることを、より丁寧に知っていくことなのだと思います。



身体から、自分の「今」に気づく時間を

癒し処 和みでは、整体とレイキヒーリングを通して、身体をやさしく整える時間を大切にしています。


日々の生活の中で、私たちは知らず知らずのうちに身体に力を入れ、頭の中の考え事に意識を奪われがちです。


そんなとき、身体の感覚に目を向けることが、自分の「今」に気づくきっかけになることもあります。


誰かの反応でも、過去の出来事でも、まだ起きていない未来でもなく。


今、ここにいる自分へ。


和みが、そんな時間を過ごせる場所のひとつになれたら嬉しいです🌿

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名称癒し処 和み からだと心をゆるめる場所
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