北京オリンピック陸上男子400ｍリレーの銀メダリスト朝原選手から直接学ぶチャンスがありました。
4月、神戸で行われたJACOTとNOBY（朝原宣治主宰の運動・陸上クラブ）とがコラボしたセミナーに参加してきました。朝原選手は憧れの人です。直接会えるなんて夢のようでした。そんな人とJACOTが結ばれるなんて本当に喜ばしいことでした。
朝原さんは、「アスリートとして子どもたちに伝えたい心」としていろいろお話しされました。
幼少期に様々な遊びや自分たちで自由にルールを決めた遊びを通して運動していたこと。中学時代はハンドボール部に入って全国大会に出場はしたものの、怖い指導者に怒られないような行動をとったり運動の意味も分からず練習していたこと。高校で陸上部に入り、コミュニケーションによる自主性・自分の意思で選択する練習をする中で、自らトライ＆エラーで工夫しながら生まれた自己責任感、自らの目標設定、情報収集など、自らの成長への喜びを感じられるようになったこと。成人になってからは、ドイツでプロのコーチのもとで練習をする中で、多様な価値観を受け入れられるようになったこと。くるぶしの骨折という挫折から自分を見つめ直し目標達成への柔軟な思考と、プロフェッショナルな意識機を育むことができたこと。
大まかにはこんな内容でした。
午後の前半は、朝原さんのNOBYがやっている、陸上教室のアップと基礎トレーニングを、朝原さんがやってくださりながら体験しました。すごく優しく説明してくれるのですが、やってみると思うように体が動かない！それよりも、朝原さんの姿勢の美しさに見とれてしまいました。普通にしていていても高くがたいがいい身の丈なのに、走る姿はカモシカのように軽々と跳ねて、姿が消えて見えなくなっていくのです。すごい！の簡単の言葉しかありませんでした。