セラピースペース ながしま
米国心臓協会(AHA)と米国脳卒中協会(ASA)が、脳卒中後のリハビリテーションについてのガイドラインを10年ぶりに改訂しました。
今回、私が特に注目したのは**脳卒中を発症してから24時間以内の「高頻度・高強度な離床」**についてです。
離床とは、ベッドから起き上がったり、座ったり、立ったり、歩いたりすることです。
これまで脳卒中リハビリでは、
「できるだけ早く起こした方がいい」
「たくさん動いた方が回復する」
と考えられがちでした。
ところが今回のガイドラインでは、発症24時間以内に高頻度・高強度で離床させることは、むしろ有害となる可能性があるとして、強い根拠をもって「行うべきではない」とされています。
一方で、発症から24~48時間後には、患者さんの状態を見ながら段階的に離床を進めることが推奨されています。
ここで大切なのは、
「24時間までは寝かせておいて、24時間を過ぎたらどんどん動かせばよい」
という意味ではない、ということです。
脳卒中といっても、脳の損傷部位や大きさ、血圧、意識状態、心臓や呼吸の状態、年齢など、一人ひとり全く違います。
大切なのは時間だけで判断することではなく、
その人が今、どのくらいの活動に耐えられる状態なのか
を見ながら、開始時期、頻度、運動量を調整していくことだと思います。
「休むこと」もリハビリの一部
もう一つ興味深かったのが、今回のガイドラインに**「睡眠と脳卒中後疲労」**という項目が新しく設けられたことです。
リハビリテーションというと、
「運動する」
「歩く」
「繰り返し練習する」
ことに目が向きがちです。
もちろん練習は大切です。
しかし、脳卒中後のリハビリは、単純に身体をたくさん動かせばよいものではありません。
疲れ切っている。
よく眠れていない。
痛みが強い。
十分に食べられていない。
そんな状態で、果たして脳は十分に学習できるのでしょうか。
私自身、リハビリテーションを考える時には、**「何を練習するか」だけではなく、「今、その人の脳が学習できる状態にあるのか」**を見ることが大切だと考えています。
運動することと同じように、休息や睡眠も回復のための大切な要素です。
リハビリは退院したら終わりではない
今回のガイドラインでは、もう一つ大きな考え方が示されています。
それは、脳卒中後のリハビリテーションを、入院している間だけのものではなく、終点の決まっていない長い過程として考えるということです。
退院したらリハビリ終了。
半年経ったら回復終了。
そう単純なものではありません。
生活環境が変わったり、新しい目標ができたり、逆に以前できていたことが難しくなったりすることもあります。
その時々で身体や生活をもう一度評価して、必要であれば再びリハビリテーションにつなげていく。
脳卒中後の人生を長い時間軸で考える方向へ、リハビリテーションそのものの考え方が少しずつ変わってきているように感じます。
「早く」「たくさん」から、
「その人にとって、今何が必要なのか」へ。
今回のガイドライン改訂は、そんな当たり前だけれど大切なことを、改めて示しているように思います。
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リハビリの前に、まず良質な睡眠は取れていますか?| 名称 | セラピースペース ながしま |
|---|---|
| フリガナ | セラピースペース ナガシマ |
| 住所 | 692-0011 安来市安来町1622-2 |
| アクセス | JR安来駅より車で3分 |
| 電話番号 | 090-7548-8677 完全予約制。電話又はメール、ホームページからご予約下さい。※営業電話はご遠慮ください。 |
| メールアドレス | khb00357@gmail.com 完全予約制。メール又は電話、ホームページからご予約下さい。 |
| 営業時間 |
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| 支払い方法 | 現金払いのみ |
| 駐車場 | あり 軽自動車、小さな3ドアハッチバックなどの普通車であれば正面駐車場に止めることができます。大きなお車の場合は、あらかじめお電話でご連絡をいただければご案内致します。 |
| 開業日 | 2020年04月01日 |
| ホームページ | https://www.yasugits.com/ |
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