🌱世界の物理法則を脳に届けるための感覚入力
セラピースペース ながしま

脳の可塑性
私たちの脳は、頭蓋骨の中にあり、光も音も直接届きません。
つまり、脳は自分で世界を見ることも、触ることもできないのです。
では、どうやって私たちは世界を感じているのでしょうか?
それは、「身体」という素晴らしい道具を使っているからです。
目や耳、皮膚や筋肉などの感覚器が外の世界の情報を集め、
その情報を脳に届けることで、脳の中に“世界の再現図”を作っています。
私たちはこの再現された世界の中で、動き、考え、感じているのです。
🧠 脳が学ぶには「法則」が必要です
脳の中では、よく使う神経の回路が強くなり、
使わない回路は弱くなっていくという“可塑性”が起こります。
ただし、これがうまく働くためには、
「一定の法則に従った感覚入力」が必要になります。
たとえば、ある実験では視覚を失った方が、
音の高さや大きさから空間を“見分ける”ようになりました。
脳は、法則性のある情報を繰り返し受け取ることで、
聴覚の情報を“視覚”として理解できるようになったのです。
このように、脳はとても柔軟ですが、
その柔軟さを引き出すには安定した法則が欠かせません。
🦵リハビリでも同じことが言えます
脳卒中の後、麻痺のある手足を動かすとき、
筋肉の緊張や感覚が不安定だと、
脳はその情報を「世界を感じるための信頼できる情報」として扱えません。
そのため、非麻痺側ばかりに頼ってしまい、
脳の再学習が進みにくくなることがあります。
セラピースペースながしまでは、
「脳に正しい世界の情報を届ける」ことを意識して
ハンドリング(徒手的介入)を行っています。
安定した姿勢や、重力・接触・動きなど、
“世界の物理法則に沿った感覚入力”を再び脳に届けることが、
回復の第一歩だと考えています。
🌸さいごに
リハビリは、ただ筋肉を動かすだけではありません。
身体を通して、脳に世界をもう一度届けること。
そのプロセスが、心と身体の再出発につながります。
セラピースペースながしまは、
その「世界を感じる力」を取り戻すお手伝いをしています。
(^^)
「セラピースペースながしま」は、脳梗塞、脳出血、脳性小児麻痺などの中枢神経疾患のリハビリを最も得意としている自費リハビリ施設です。だけど、それ以外でも身体の動きでお困りの方のご相談にも応じさせていただいております。
安来市、松江市、米子市など近隣地区でお困りでしたら、どうぞお気軽にご連絡くださいね❗
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