山陰の暮らしに役立つお店まとめ
(更新)

出雲市平田町、グッディー平田店の一角にある加藤薬品平田店。日々このお店で地域の方々の健康相談に日々応えているのが店主の加藤大志さんです。「おばあちゃんの知恵袋「健康版」みたいな感じでいいと思っています」と控えめに語る加藤さんに、健康への思いを伺いました。
加藤さん:
「漢方に関するきちんとした知識を身につけたいと思い、国際中医師と国際主治医師という認定資格を取得しました。これは世界中医薬学会連合会というところが認定している資格なんです」
世界中医薬学会連合会は、世界61の国と地域で228の団体が加盟する中医薬団体の最大母体で、2011年にはWHOに加盟、2012年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産を保護する顧問機関となっています。加藤さんは5段階評価で3つ星の資格を持ち、島根県では2人しかいない貴重な存在です。医師とありますが国際中医師、国際主治医師は中国の伝統医学に関する専門知識を認定する資格であり、日本国内の医師免許とは異なるものです。
加藤さん:
「星が5つまであって、私は3つ星をいただいています。漢方は奥が深いですが少しでも多くを学んで皆さんのお役に立てればという思いで取りました」
※国際中医師は中国の伝統医学に関する専門知識を認定する資格であり、日本の医師免許とは異なります。

加藤さんのもとには、様々な健康の悩みを抱えた方が相談に訪れます。しかし、その多くは明確な病気ではなく、なんとなく調子が良くないという状態の方々です。加藤さんはこうした状態を「半健康・半病人」と呼んでいます。
加藤さん:
「病気というほどではないけど、なんとなく調子が良くない。そういう方が多いですね。私はそれを『半健康・半病人』って呼んでいるんです。病院に行くほどでもないけど、不調が続いているような状態です」
特に40歳を過ぎると、こうした悩みを抱える方が急激に増えるのが現実です。
加藤さん:
「40歳を過ぎると、やっぱり体の不調を感じる方が増えてきます。若い頃と比べて疲れが抜けにくくなってきたとか、もっと体が軽かったらいろいろできるのにとか。ほんとは病気になってからでは遅いんですよね」
一方で、若い世代の相談は意外に少ないのが現状です。しかし、加藤さんは日々の生活習慣が将来の健康に大きく影響することを強調します。
加藤さん:
「正直なところ、20代30代の方は少ないですね。確かに若い方は健康ですからね。そんな健康な方でも40歳を過ぎてから急に体調を崩す方が多くなります。その原因は若い頃からの積み重ねによるものが多いんですね。」
その一例として、健康診断でコレステロール値が高いと指摘された30代の方のケースを挙げてくださいました。
加藤さん:
「例えば、30代の方が健康診断でコレステロール値が高すぎて引っかかったという相談がありました。『バランスよく食べてるのに・・』と言われたのですが、さらによく聞くと自炊はしているけど、栄養バランスまでは考えていない。しかも外食が多い。若いうちは『安くてコスパがいいもの』を優先しがちですが、それが後々響いてくるんです」
現代の若い世代は、自身の外見には投資するものの、健康への関心は薄いと加藤さんは指摘します。
加藤さん:
「フィットネスジムとかパーソナルトレーナーとか、ファッション的な健康には投資するけど、本当の健康、細胞レベルの健康には関心が薄い。その結果45歳、50歳を過ぎると体の不調が現れやすくなるんですよ。その時に慌てないように若い時からの習慣がとても大事なんですね」
近年、若い世代で不妊問題が取り上げられています。加藤さんによると、3人に1人は何らかの不妊の悩みを抱えている時代になっているといいます。しかし、多くの人が見落としているのが、妊活には長期的な準備が必要だということです。
加藤さん:
「最近若い方で妊活する方が増えていますね。不妊の悩みを抱える方が少なくない時代です。実は、妊活は数年前から準備を始めることが望ましいとも言われています」
現代の若い世代は人生設計をしっかり考える一方で、体の準備まで考えている人は少ないのが現状です。
加藤さん:
「今の若い人たちって、人生設計をちゃんと考えている方でも、その一方、将来の体の準備まで考えている人は少ない。男性は精子が弱い、精子の数が少ない、など問題を抱えている方が増えてきています。女性も同様です。」
加藤さんが特に重視するのは食事の質です。コンビニなどで販売されているパンを例に挙げながら、現代の食生活の問題点を指摘します。
加藤さん:
「まず大事なのは食事です。例えば、市販のパンの中には、1週間経ってもカビが生えにくく、柔らかさが変わらないものがあります。これは、添加物が使われているからですが、そのような人工添加物を毎日食べていたら、どうなるのでしょうか?それが自然なすがたなのでしょうか?最終的には、食事は私達の子孫を残し命をつないでいく生命の営みにも影響してくるんです」
健康相談において、加藤さんがまず重視するのは食事の改善です。薬や漢方を嫌がる方も多いため、まずは日常的に口にするものから見直していくアプローチを取っています。
加藤さん:
「皆さん、薬っていうと嫌がるんですよ。漢方も『臭い』とか言われたりして(笑)。だから、まずは食事からお話しすることが多いです。口に入るものを大切にしましょうって」
幸い、加藤薬品が入っているグッディー平田店は、添加物の少ない良質な商品を扱っているスーパーです。食の安全について講演している専門家からも高い評価を受けています。
加藤さん:
「実はこのグッディー平田店は添加物の少ない安全で良い商品を扱っているスーパーマーケットなんです。食の安全について講演されている中戸川さんという方が来られた時も『このスーパーいいですね』って大絶賛してくださったんですよ」

加藤薬品には実に様々な健康の悩みを抱えた方が相談に訪れます。便秘、花粉症、冷え性、泌尿器系のトラブル、免疫力の向上、アレルギー体質の改善など、その内容は多岐にわたります。
加藤さん:
「例えば『お腹スッキリ快便セット』というのがあるんですが、これは3日分の無料プレゼントもやっています。便秘で悩んでいる方って本当に多いんです」
花粉症の相談も多く、実際に改善された方からの口コミも寄せられています。また、冷え性についても、その影響が意外な形で現れることがあります。
加藤さん:
「花粉症の相談も多いですね。ある方は『勧めてくださった花粉症の薬がすごくよかったです』って口コミも書いてくださいました。あとは冷えの相談。『冷えは万病の元』と言いますが、本当にそうなんです。お母さんの冷えが原因で、赤ちゃんが授からないということもあるんですよ」
その他にも、泌尿器系のトラブルや免疫力向上の相談、アレルギー体質の改善相談なども多く寄せられます。
加藤さん:
「高齢の方のおしっこのトラブルの相談も多いですね。高齢になると誰も避けて通れない問題ですから恥ずかしがらずにぜひ相談してほしいですね。それから『風邪をひきにくい体になりたい』という相談。これは免疫力の話になってきます」
「『アレルギー体質を変えるヒントがあるなら聞いてみたい』という方もいらっしゃいました。体質はその方の腸内環境と深く関係しているんです。あと、最近では首が痛い、むせ込むような感じがするという相談も。これも実は体の冷えや血流と関係していることが多いんです」
加藤薬品で扱っている健康食品の中でも特徴的なのが「バイオリンク」という商品です。この商品について、加藤さんは栄養補給の観点から説明してくれました。
加藤さん:
「バイオリンクという商品を扱っています。見た目はクロレラと同じような緑の粒なんですが、ちょっと違うんです。一般的なサプリメントというより『栄養バランスを整える+細胞を元気にするプラスα効果』として活用いただいています」
「一般的には食事バランを摂るためだけなら青汁や野菜粒を摂ればいいのかもしれません。たしかに栄養は満たされます。しかし全身37兆個の細胞を元気にするという点ではプラスアルファの成分が必要になってきます。そこが一般的なサプリとはことなりますね」
特に妊活中の方や、栄養バランスが気になる方に愛用されています。
加藤さん:
「食事だけでは不足しがちな栄養素の補給プラスアルファの食品として、多くの方にお役立ていただいています。実際、ご愛用者様から『病気になりにくく健康になったと』というお声をいただくことが多いですね」

加藤薬品では月に1回、健康セミナーを開催しています。季節の養生法や体のことを、日常生活で使える知識として分かりやすく伝える場として多くの方に活用されています。
加藤さん:
「月に1回開催しています。季節の養生法とか、体のことを少しずつ学んでいただければと思って。難しい話じゃなくて、日常生活で使える知識をお伝えしています」
参加者からの反応も良好で、実際に改善された方からの喜びのメッセージも多数寄せられています。
加藤さん:
「ありがたいことに、バイオリンクの空き瓶にお客様からの喜びのメッセージをたくさんいただいています。『教えてもらった方法で楽になりました』『血液検査が良くなりました』とか。そういうお声が何よりの励みになりますね」

健康相談において、加藤さんが最も大切にしているのは、一人ひとりの体質や状態をしっかりと把握することです。個別対応の重要性を痛感しているといいます。
加藤さん:
「相談って本当に大事なんです。顔が違えば体質も違う。また置かれている環境や生活習慣も人それぞれ異なります。外部要因や内部要因が複雑にからみあって病気になりますので必ず一人ひとりの体質や状態をしっかり聞くようにしています」
現在では、タブレットで検索して機械的に答えるのではなく、その方の生活習慣、食事、お悩みを全て聞いて、一緒に考えていくスタイルを取っています。
加藤さん:
「タブレットで検索して『これですね』っていうのは相談とは違うんです。その方の生活習慣、食事、お悩み、などをお聞きして、時間はかかりますが、それが本当の相談だと思っています」
経済的負担を軽減するため、必要量だけ購入できるシステムも導入しています。
加藤さん:
「必要量だけご購入いただくシステムにしています。いきなり高額商品の購入を強要することはありません。1回分、3日分というように、まずは試していただいて。薬の無駄もなくなりますし、経済的負担も軽減できます」

加藤さんは、予防の重要性を日本の医療費の現状と合わせて語ります。社会問題である年間60兆円という巨額の医療費の削減には、予防による健康な人の増加が不可欠だと考えています。
加藤さん:
「日本の医療費って今、全体で年間約60兆円なんです。医療費は、健康保険制度を通じて社会全体で支えられているとても大切な制度ですが、その支出の中で生活習慣が原因の病気も少なくありません。ですから悪い生活習慣を改善し予防的になって健康な人が1%でも増えれば、すごい節約になります。 そのためにも皆様に病気にならない食生活をしていただきたいものです。」
真面目な健康相談のイメージとは異なり、加藤さんには花の写真撮影という趣味があります。この趣味からも、自然の生命力を感じ、健康を考える上でのヒントを得ているといいます。
加藤さん:
「実は写真を撮るのが好きなんです。特に花の写真。『撮り鉄』じゃなくて『撮り花』ですね(笑)。仕事柄、どうしても固いイメージを持たれがちなんですが、こういう趣味もあるんですよ。花を見ていると自然の生命力を感じるんです。それも健康を考える上でヒントになることがあって。自然から学ぶことはいろいろ多いですね」

今後の目標について尋ねると、加藤さんは大それた目標ではなく、地域の皆さんと一緒に健康な体づくりを考えていきたいと控えめに語ります。
加藤さん:
「目標ですか。そうですね。100歳になっても何にでも挑戦できる体づくりを、皆さんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。健康の大切さ、予防の大切さに気付いていただく。そのちょっとしたお手伝いができればいいですね」
最後に、読者へのメッセージとして、特に若い世代に向けて力強い言葉をいただきました。
加藤さん:
「若い方に特に伝えたいのは、健康は当たり前ではないということですね。今は健康でも将来は分かりません。人の身体には『治すチカラ』が元来備わっています。それを大事にして今の生活が将来の健康を作るということを自覚しながら日々過ごしていただきたいですね。また、将来何かお困りのときには、おばあちゃんの知恵袋みたいな感じでアドバイスできればと思います。お気軽に相談に下さい。漢方相談ののぼりが目印です。」
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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