夫婦別姓制度の検討に関する経団連の資料
セラピースペース ながしま

経団連の夫婦別姓に関する資料〜母集団に注意!
これ見た時は、驚愕しました。
このデータを根拠に、現行の戸籍制度には問題が多くて、姓がかわることで女性はアイデンティティを失っていると主張されておられるのであれば、それはいくらなんでも国民を馬鹿にしていると思うのです。
ですから、別の理由があるのでしょうけれど。
このグラフを見ると、約90%の女性が結婚による姓の変更に対して、問題があると感じているということになります。
皆さんのお近くの人たち、本当に約90%の女性が結婚による姓の変更に問題を感じておられますでしょうか?
あまりに印象と違うので、実際に経団連のサイトに行って、確認してみました。
なんと、経団連の女性エグゼクティブ登録女性社員288名にアンケートを実施し、回答者は139名。約48%の解答率ですね。後の52%の方は回答がなかったわけです。
おそらくこの団体は、女性問題に敏感で、しかもそれに問題を感じておられる方のみが回答しているものと思われますよね。
つまり、経団連の女性エグゼクティブネットワークに登録されておられる女性のうち、特に関心の強い48%の人たちを母集団としたアンケート結果ということになります。
研究の母集団としては、偏りすぎですね。
もし、日本全国の実際の状況を把握したいのであれば、日本国民のうち結婚して姓が変わった女性からランダムに母集団を抽出して、「姓が変わった事で何か問題があったか?」という問いかけにすべきです。
あまりに恣意的なアンケートですね。
このアンケート結果を夫婦別姓が必要であるという根拠に用いているのであれば、それはあまりに馬鹿馬鹿しい事ですし、経団連の中で本気でそう考えておられる人がおられるのであれば、その人はおそらく愚かな人なのであろうと思います。また、このデータで夫婦別姓を通せると考えておられるのであれば、国民を馬鹿にしすぎです。
ですから、多分、何か他の理由で夫婦別姓制度を勧めようとされておられるのだろうなと思います。
このアンケート調査のサイトを詳細ボタンに貼っておきますね。
ところで、なぜこの話題を持ち出したのかと言うと…
結構医学とかリハビリテーション医学の論文にはこのような事柄が結構多いのですね。
残念ながら。(^^;;
みんな、もっときちんと考えたほうがいいよ、と言う病院などに勤める同業者に対するメッセージであったりします。
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