四つ這い
セラピースペース ながしま

四つ這い姿勢
先日お越しになった左片麻痺の方。やっと上肢〜手指の痙性が弱くなってきてました。
そこで、ご利用になられた最初の頃から狙っていた四つ這いを取っていた抱くことに。
四つ這いになると上肢の出力調整がかなり起きることが解りました。
四つ這いを取って頂きながら、「発症後、病院では取っていたかもしれませんが、久しぶりですよね」とお話しすると、病院では取ったことがなかったとのお話し。
そういえば、EBM(科学的根拠に基づく医療)では、片麻痺の方に対して、マット上の訓練は効果が無いとされています。
それでかも。
不思議ですよね。EBMでは何をもってして効果と呼んでいるのでしょうかね。(^_^;)
脳損傷の障害を端的に表現するであれば、姿勢と動作の”多様性”の低下です。
歩行〜二足直立の移動を考えても、通常の歩行移動と、スキップのような移動、反復横跳びのような移動など様々なパターンが存在していて、環境に応じてそれらが組み合わさるのが現実の歩行場面です。床に落ちているもの、床の傾斜、地面の携帯などなどの様々な要素で多様なパターンが生じるのですが、リハビリテーションの歩行の評価というのはそういった事を表現するものではないです。
そして、四つ這いは、移動のひとつの携帯ですし、日常生活でも時折、場面によってはよく用いられる移動手段です。
それらの多様性の在る移動を回復しようとする際に、マット上の訓練は効果が無いと科学的に証明できているのであれば、その実験・研究の在り方が間違っていることになります。
(*^_^*)
まぁ、私は、リハビリテーション医学に於いて、EBMは信頼できるレベルには至っていないという風に考えていたのでEBMが主体となる、医療保険下でのリハビリテーションが主流となっている病院を辞めちゃったとも言えるのです。
四つ這いをとれたかた、とっても嬉しそうでした。普段余り嬉しそうな表情をされない方なんですが、本当に嬉しそうでした。
(*^_^*)
「セラピースペースながしま」は、脳梗塞、脳出血、脳性小児麻痺などの中枢神経疾患のリハビリを最も得意としている自費リハビリ施設です。だけど、それ以外でも身体の動きでお困りの方のご相談にも応じさせていただいております。
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