昨日、脳室周囲白質軟化症（PVL）のお子さんが来られました。医療従事者のお母さんですので、色々説明しながらリハをさせていただきました。
脳室が拡大することで、外側皮質脊髄路の構造が脳室を回るように長くなってしまいますので、下肢に優位の動きにくさを持っておられます。
もうそろそろ２歳になられるとのことで、そろそろつかまり立ちは遊び出されていて、ちょっと立位バランスなどが良さそうになっておられました。
足趾がちょっと丸く「グー」の形になりやすいので、立位や歩行に向けて足趾や足趾の付け根での荷重感覚を確り入れて行く必要がありそうでしたので家での遊びのなかでどうするのかと言ったアドバイスをさせていただきました。終わる頃には少しだけ自分で立ってみたりすることが出来ましたが、お母さんに甘えたくてすぐ座ってしまわれて･･･。ま、２歳であれば仕方ないですよね。
ゆっくりとですが、良い感じで成長されておられます！
写真は、こんな足をつくりましょうと提案した足の形。昨日は忙しかったので写真を撮る時間がなくて･･･モデルは私の足です。(^_^;)