こんにちは。「セラピースペースながしま」です。
今日は午前中は松江に訪問してのリハビリサービスでした。
歩行にはしっかり後ろの足を後ろに残しておくことも大切です。その際に腸腰筋の長さが足りないと股関節が後ろに残りきらずに骨盤が後ろに回ってしまうような場合もよく見られます。
歩行の効率を考えると腸腰筋にもきちんと長さがあった方が良いです。
おなかの深いところにある大腰筋と骨盤の内側につく腸骨筋を併せて腸腰筋というのですが、深いので伸ばしにくそうですよね。だけど、Fascia(膜)という軟部組織で連結しているので、別に足部からでも動きを入れて行くことが出来ます。一人でも、仰向けで寝ててしっかり足部の動きを出せば動きは入ります。
写真は左手で足部を底屈させつつ軟部組織を下に少し引っ張って、右手で腸骨の動きを確認しているところ。
終わったら歩きやすくなっておられました。

さて、昼からは３人ほどご予約をいただいていますので、これから準備です。