おはようございます。保険外リハビリを提供させていただいています「セラピースペースながしま」です。
肩が動きにくいとか、股関節/膝が動きにくいとか、色々な関節が動きにくさがありますね。
炎症であるとか骨折であるとかをはぶいて考えると詰まるところ原繊維(膠原原繊維)の動きがいい変わるかと言うことになるのでは無いかと思います。原繊維の多くはコラーゲンによる組織で、粗なところはフラクタル構造をしていて、密になってシート状になると膜(Fascia:筋膜)と呼ばれます。膜は筋肉や、血管や内蔵機/脳などを包んで形態をある程度の順軟性を持たせつつ維持し、それぞれの位置関係を滑りという動きを持たせつつ保っています。
膜と膜の間や、膜と組織の間の滑りは原繊維が支えていて、これが動きにくくなると関節の動きが悪いとか、痛みが出ると言った要因の一つになります。これに対応する方法としてあるのが筋膜リリースという手法ですが、これもかなり幅広い治療概念のように思います。
原繊維の動きは原繊維への水分や栄養の供給が必要ですので、循環の改善が必要で時間がかかります。
時折、瞬間リリースとか広告を見ますが、一体どのようにされているのかと不思議に思ったりもするのですけど。
膜の動きはゆっくりこころを落ち着けて軽く触れていると感じることが出来ますよ。