いつもありがとうございます(^^)ヘッドスパサロンQueenieです。








すっきりしたい時はミント系、うっとり癒されたい時はフローラル系、

などイメージが浮かびますよね(^^)







『香り』のお話の続きです。





『嗅覚』は、
五感の中で、唯一脳にダイレクトに伝わります。




香りは、身体の中で電気信号に変換し、


感情をつかさどる脳の「大脳辺縁系」に届きます。



この大脳辺縁系のなかにある「視床下部」を通じて


自律神経系、内分泌系、免疫系へと影響を及ぼします。







脳内で働く、神経伝達物質のひとつに


「β-エンドルフィン」というものがあります。



耳慣れない言葉かもしれませんが、



鎮痛作用、爽快感、多幸感



を引き起こす神経伝達物質で、



鎮静作用を持つ「モルヒネ」の6倍もの鎮静作用があるとされています。






※分泌のタイミングは2つ。

「気持ちいい」と感じている時

過度のストレスがかかった時(ストレスから身体を守るための反応)







心地良い香りをかぐことで、β-エンドルフィンが分泌され、

ストレスを自力で解消できるような脳内物質が分泌されると考えられます。

(※一部の香料)














今、人気のアロマテラピー(精油)は、
そのような反応を活用し、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。







『効果』　と　『香り』


覚醒（意識がハッキリする）　　　　　　　　　　　　ジャスミン油


鎮静　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラベンダー油、カモミール油、当帰


抗ストレス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ペパーミント油、ジャスミン油


すっきり感 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユーカリ油、ローズマリー油


眠気の促進 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャスミンラクトン（ジャスミンの香り）


鎮痛 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ローズ


美肌、皮膚のバリア機能の回復 　　　　　　　　　　　　ローズ




など、ほんの一部ですが、身体や心に働きかけてくれます。






まだ医療が発達していない時代から用いられていた自然療法を、


すっきりしたい朝、ほっと一息つけるバスタイムなどで、ぜひ活用してみてくださいね(^^)