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[雑談] 新着絵本紹介の続きです

新着絵本紹介の続きです

篤一郎  さん

2012/06/22 13:12:27
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●「ゆめのおはなし」  クリス・ヴァン・オールズバーグ

ウォルターという名前の男の子がいて、彼は自分が出したゴミをポイッと投げたり、本当は分けなくてはならないゴミをまとめて出したりと、好き勝手していました。

そういう彼は、ある番組に夢中でした。それは、みらいの子どもの話 です。
子どもの飛行機や、ロボットまで出てきます。

ある夜のこと、彼はベッドの上で、みらいの世界に行きたいと思いました。
すると、彼が眠るベッドが未来へ飛びました。

しかし、未来は彼が考えていたような、ハイテクのかっこいい未来ではありませんでした。
彼が住んでいた街、森林、動物...は一体どうなっていたのでしょう...。
夢のはずが夢でない!?だんだん、もとの世界へ戻れなくなるのではないかと不安になって...


●落語絵本「いちがんこく」  川端 誠

江戸時代に白黒テレビがあったそうで、そこには今の時代とかわらずニュース、ドラマ、バラエティ番組と放送されています。
人気番組の一つで、ふつうの人には真似できない特技を持っている人に出演してもらい、披露してもらうという内容でした。
だんだんネタがなくなり、困っていますと、「一つ目小僧」に出会ったという情報があり、早速出演してもらおうと、探しに旅に出ました。
出会ったという場所までたどり着きますと、「一つ目小僧」ならぬ「一つ目小娘」に出会いました。
ところが、その「一つ目小娘」が逆に驚いて「たすけて~」と叫びながら逃げ出したものですから、追いかけているうちに、村人たちが出てきて、逆に追いかけられ人さらいと勘違いされて捕まってしまいました。
そして、お奉行所まで連れてこられ、お白州に座らされました。
なんと顔をあげてびっくり!!
お奉行さまも一つ目だったのです。ということは...国のみんなも!?

テレビに出したい「一つ目小僧」を探しに行ったのにも関わらず、自分自身が珍しい人物になってしまいました。
結末はいかに...


●落語絵本「たのきゅう」  川端 誠

芸能のさかんな田能村に久平さんという、お芝居の得意な人がいました。
みんなからは、「たのきゅう」と呼ばれていました。
たいそうの評判で、遠くの国まで出かけることもありました。
ある時、母親が病気になってしまったと手紙が届き、お見舞いに帰ることにしました。
いくつもの峠を越えて、山々を歩き、夜になってしまったので、ふいにあらわれた小屋で休むことにしました。
いつのまにか眠ってしまった「たのきゅう」は、老人の声で目を覚ましました。
すると、老人は「おれぁ、うわばみだ。おまえをのんでやる。のむまえにおまえの名めえくらいはきいてやる」と言い、恐れからはっきり声も出らず、「たのきゅう」は「たのきゅっでございます」と応えました。
うわばみは、「たのきゅう」を人間に化けた「たぬき」と勘違いしてしまいました。
うわばみは、のむのをあきらめ、うまく人間に化けている「たぬき」と思い込んでいる「たのきゅう」にほかに化けてみろと言い出します。

芝居がお得意な「たのきゅう」は上手に化けてみせました。
それを見たうわばみは、後日自分に化け方を教えてくれと頼み、そのかわり、好きなものを用意してやると言いました。
「たのきゅう」が困っていますと嫌いなものを聞いたら早いと、嫌いなものをたずねてきましたが、うわばみはうっかり自分の嫌いなものも言ってしまいました。
「たのきゅう」はといいますと、「金が嫌いだ」と応えました。

上手くうわばみから逃れた、「たのきゅう」は村の人々にいきさつを話し、うわばみの嫌いなものを知った村人たちは、うわばみ退治に出かけます。
「たのきゅう」のおかげで、見事うわばみを退治しましたが、村人が「たのきゅうさんのおかげだぁ」と叫んでしまったので、うわばみに聞かれてしまいました。
その後、「たのきゅう」は無事母親に会えましたが、外でぶきみな声がしてきて...

「たのきゅう」は一体どうなったのでしょうか...

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