冬になると恋しくなる・・・そんな郷土の味が詰まった、お歳暮にもおすすめな仁多餅の詰め合わせ」セットをご紹介します。
■セット内容
渡部製菓 仁多餅390g×4
有限会社ワタエー 手摘みのり20g×2
株式会社出雲たかはし 出雲生そば(つゆ付)100g×6、
有限会社南目製粉 青豆粉80g(きなこ)×1
1.渡部製菓『仁多餅』(仁多米)
仁多餅(にたもち)の原料となる仁多米(にたまい)の品種はコシヒカリです。東の魚沼、西の仁多と称され、ふくよかな甘みと強い粘り、白く輝くツヤが特徴です。
仁多は出雲風土記にも記述がある由緒正しき米どころで、古代より日本有数の米の産地として栄えてきました。山間が生み出す気候条件、長年の堆肥による土壌、ミネラル豊富な雪解け水などの好条件が揃うことで、高品質な仁多米が生産されています。
そんな良質な素材をふんだんに使い、餅やお煎餅などを製造している渡部製菓さん。
昭和24年に創業した地元奥出雲町のお菓子屋さんで、地域では知らぬ人がいないほど長く愛されています。
渡部製菓さんの仁多餅は、仁多米のもち米を100%使用。杵で丁寧につき上げることで、きめ細やかでコシが強く、伸びも良く、煮崩れしにくいという特性を持っています。
2.有限会社ワタエー『手摘みの磯のり』
有限会社ワタエーの
「手摘みの磯のり」は、十六島(うっぷるい)で育まれた天然岩のり。豊かな磯の香りと軽やかな歯ごたえが特徴です。険しい海岸の地形と厳しい冬の寒さ、日本海の水質が上等な磯のりを生み出しています。今でも波に飲まれる危険を覚悟し、命がけで手摘みが行われているそうです。そうして採った磯のりを真水で洗い、適度に塩分を抜き、一切の味付けをせずに乾燥させて手摘み磯のりは出来上がります。昔から献上品として扱われてきた歴史とその品質は折り紙付きです。
採りたての磯のりを真水で洗い、適度に塩分を抜き、一切の味付けをせずに乾燥させたもの。豊かな磯の香りと軽やかな歯ごたえが特徴です。
3.株式会社出雲たかはし『出雲生そば』
出雲そばは日本三大そばのひとつに数えられ、江戸時代初期ごろから出雲地方に広まったと言われています。またそばの実は、やせた土地でも栽培ができるので厳しい山蔭の気候でもしっかり育ち、古くから食されてきました。
そんな歴史ある食べ物をさらに広めようと奮闘しているのが、昭和24年創業の老舗製麺会社、
株式会社出雲たかはし。
300種類以上の麺製品を製造しており、出雲そばをはじめとした様々な麺を全国各地に出荷しています。
出雲そばは玄そば(殻の付いたそばの実)をそのまま製粉し、古来より受け継がれてきた伝統を忠実に守り、
職人が季節ごとの細やかな調整を行いながら作っています。
つなぎの小麦粉も2割ほどなので、そば本来の香りが高く、丁度良い食感のそばです。
冷たい割子そばでも、温かい釜揚げそばでも美味しく召し上がれます。
4.有限会社南目製粉『青豆粉』(きなこ)
地元でお馴染みの「おいしいきな粉はな~ん~め」のTVCMでも有名な有限会社南目製粉。江戸時代中期から続く老舗の製粉会社で、きな粉の他にも地元の米を使っただんご粉や上新粉、麦粉、きびだんごの粉などを製造しています。
きな粉といえば、普通は黄色や茶色のイメージですが、南目のきな粉は青大豆を使用し、色も緑がかっているのが特徴です。大粒で油分が少なく、大豆に比べ糖分やたんぱく質を多く含んでいると言われています。
島根の家庭の味が詰まったこのセットには「大晦日の年越しそばやお雑煮、きな粉餅を親族で食べるのが楽しみです」と嬉しいお言葉も寄せられています。ぜひお楽しみください。