ながーいGWも終わり、親御様たちは
「やれやれ、やっと学校に行ってくれる。家ではタブレットやスマホを触ってばかりで遊んでばっかり……！」
と思っておられるご家庭も多いのではないでしょうか。

でも、そのタブレットを触っている時間、実は勉強している時間かもしれません！

中学校・高校のブログを日々拝見していると、
「生徒総会はSDGsを意識してペーパーレスで、各々のタブレットで資料を見ました」
という記事や、
「ICT授業を行いました」
という記事をほぼ毎日のように見ます。

学校教育の場では、一人に一台端末を与え、
その端末でアニメーションの解説を見たり、遠隔で討論をしたり、
教科書のその先へいくツールと環境を整えようとしています。
宿題はタブレットでやるようになっている学校も。
これらは都会の話じゃありません。山陰の学校のお話です。

端末を触っている時間は世界で見ても飛びぬけているはずなのに、
それが教育の場につながっていない、というのが今の日本の課題なのです。
コロナの影響もあり、早く教育環境を良くしたいというのが今の先生たちの思いでしょう。

だから「タブレットを触っている」＝「遊んでいる」と決めつけないで、
「もしかして、課題をやっているかも……？」とちょっと期待してあげてください。
もちろん、遊んでばかりいたら叱ってやって、
逆に課題や、学校のことをやっていたら「すごいことやってるね」って褒めてあげてほしいなと思います。

こういう流れを受けて、家庭教師も板書をタブレットでしたりする先生や、
ネットを使ったリモート授業をする先生もいます。
学びはどんどん多様化しています。