4月15日正午過ぎ鳥取県琴浦町にある野菜販売店に70代の女性が運転する軽自動車が突っ込みました。客や従業員にけがはありませんでした。（日本海テレビ）
予防策あり
おととい上記のニュースが流れました。
幸いけが人はなかったようですが、
たびたび同じような事故が全国で起こります。

高齢者の事故　で済ませてよいのでしょうか？
年齢だからしょうがないのでしょうか。
なにか改善策はないのでしょうか？

改善策、予防策はある。

これが私の結論です。

私は整体師ですが、
いつも感じていることがあります。

それは膝、腰が悪い人は
みんなことごとく【足首】が動かない、
という実感です。

中高齢の方には、ほぼ全員当てはまりますし、
40代30代、さらには20歳代の人にもみられる傾向です。

特に女性はその傾向が強く感じます。
その現れは、外反母趾、扁平足、巻き爪、O 脚とも重なります。
これらは女性に非常に多い症状です。

もちろん男性にもかなりの確率で出ます。

どうしてその様になるかというと、
足の内側の筋力が弱いために起こります。
（この部分はなかなか鍛えにくいところです）

足の内側筋肉が弱くなると、
足の外側や前側の強い筋肉ばかり使うようになります。

そうなると外側に引っ張られてゆきますので
変形してO脚傾向になってゆくのです。

その時、スネの筋肉もガチガチになり
足首も固くなり、動きを失ってゆきます。

このような順番で【足首】が動かなくなってゆくのです。

では【足首】を回したり動かしたりすればいいですね？
と思うかもしれませんが、
原因はそこではなかったですよね！

【足首】を動かすことも必要ですが、
それ以上に足の内側の筋力を高めることが重要です。

そのようなトレーニングを積めば
足首がしなやかになり、
今回のような事故も未然に防げるのではないかと思います。

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追伸：※上記は【足首】の硬さに気づいてもらおうと、
ざっくりと書かせていただきました。

もう少し細かく言うと、足首が動きにくいときは、
足の指も動きにくいはずです。
つまり指先の感覚も鈍くなっており、
ブレーキとアクセル、どちらの上に足があるのかが
瞬時に分かりにくい状態と言えます。

つまり脳神経と足の筋肉がうまく連絡できていない状態なのです。
これにより錯覚、誤作動が起こる原因だと考えます。

いずれにしても、足のトレーニングが必要です。
外反母趾、扁平足、巻き爪、O 脚　これらの予防が
足首のしなやかさに繋がりますので
年令に関係なく取り組むべきだと思っています。

トオチカヘルスケア　遠近教一