脳卒中の長期経過に伴う変化
セラピースペース ながしま

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先日、訪問リハビリの中で、あるご利用者さんの手の動きを引き出した場面がありました。
どうやらその動きは、ご本人にとって初めての経験だったようで、とても驚かれていました。
セラピー終了後、ご家族が来られ、いろいろとご相談を受けました。
お話を伺っていると、運動機能については「もう改善は期待できない」と思っておられる様子でした。
そこで、セラピー中に実際に出ていた手の動きを、その場でご本人に再現してもらいました。
すると、ご家族もまた驚かれていました。
病院ではどのような説明を受けていたのかをお聞きすると、
「運動機能はこれ以上回復しない」と説明されていたとのことでした。
脳卒中後、長期的にフォローしていると、数年経ってから動きが出てくることは決して珍しいことではありません。
また、実際には動きが出ていても、ご本人や周囲が気づいていないケースも少なくありません。
その背景には、麻痺した手や足に注意を向けにくくなるという、脳の情報処理の問題も関係していると考えられます。
「動かそうとしていない」「使っていない」ために、動きがあること自体に気づけないこともあるのです。
現在の医療制度では、入院や集中的なリハビリにはおおよそ6か月という期限があります。
そのため、数年単位で麻痺がどのように変化していくのかについては、
医師や理学療法士・作業療法士であっても、実際に目にする機会が少ないのが現状です。
その結果として、
「麻痺は回復しない」
という説明がされている場合もあるのかもしれません。
今回は、実際に動きが出ていることに気づくことができました。
これからは、その小さな動きを少しずつ使っていく練習を進めていく予定です。
「もう変わらない」と思われていた体に、
まだ可能性が残っていることを、一緒に確かめていけたらと思っています。
(^_^)
「セラピースペースながしま」は、脳梗塞や脳出血、脳性まひなど「脳の病気による後遺症のリハビリ」を得意としています。
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