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今日のテーマは側頭下顎関節(TMJ)にしました。というのも

本日、小学生のお子さんの顎の歪みについて質問とご相談を受けました。
また当院にお越しし頂いている方の中にも、噛み合わせを含む顎関節の問題を抱えている方が多くいらっしゃるため、書いてみようと思います。

と言っても、左右均等に噛めている人はあまりいらっしゃらないと思いますが…
左右交互に噛んでみてください、どちらか噛みにくい方があるはずです。

どちらか極端に噛みにくい側がある方は注意が必要です！当院では、顎関節の調整はもちろん、顎関節のセルフケアの指導も行っています。

上部頸椎とともに側頭下顎関節(下アゴ)は、一般的にはあまり知られていませんが、体の歪みの1番の原因ではないかと私は思っています！

理由として

下顎は 、三半規管と共に身体の重力バランスのセンサーの働きもあり、三半規管があり平衡感覚をつかさどっている側頭骨にぶら下がるような形でついています。
また○グゼーのクォートランド理論(TMJの重要性)によると
下顎の運動は、生理学的には第二頸椎の歯突起を中心に行われており、咀嚼運動には上部頸椎と後頭骨に付着する後頭部の筋群に緊張をもたらし、上部頸椎の転移を発生させる原因となる。(上部頸椎の調整が必要と言う事！)

難しいかもしれないので簡単に説明すると

顎関節のズレは姿勢反射がある上部頸椎のズレを生み、複雑な運動や姿勢の保持が困難になるためです。

○姿勢反射
脊椎動物において、体の姿勢や運動中の平衡を維持するのに役立つ反射の総称で延髄(脳幹の一部で上部頸椎にはまり込んでいる部分)や脊髄が中心となり、さらに中脳や小脳も関与します。

顎関節の歪みが大きい人の特徴としては

○自律神経の問題を抱えている(うつ症状、パニック障害など)

○偏頭痛、耳鳴り、メニエール病、開口不全など(噛めている側が多い)

○顎関節症、閉口不全(噛めてない側)

その他にも、首肩の痛みや腰、膝の痛みなどの症状がきつい方(体の歪みが大きい方)などが挙げられるとおもいます。

思い当たる節がある方はいちどお気軽にご相談ください。又、歯ぎしり(今とても多いです。なぜでしょうか？)をする人は注意が必要です。詳しくは当院にてご説明させていただきます。

次回は続きとして、身体の歪みになぜ歯医者さんが必要なのか？というようなことも書いてみようと思います。

ご縁に感謝


PS.歯ぎしりの時、歯や顎に加わる力は相当に強いのをご存知ですか？
血圧が不安定、頭痛を起こしやすい、朝起きた時に首や肩や腰が痛い、寝て も疲れが取れない、呼吸がしづらい等、様々な不調の原因にもなります。

原因を見つけだし、しっかりとした治療をされることをお勧めいたします。
ぜひご相談ください。