ニュースをご覧頂きありがとうございます。

久しぶりにニュースを書きます。と言うのも今回のタイトルに関係していて、メールのチェックや必要なこと以外は極力タブレットやスマホを使わない(見ない)様にしていたのも関係しています。

私はパソコン操作など得意ではなく、このニュースもいつもタブレット端末を使って書いているのですが、基本好きでは無いせいか 30分もやっていると目が疲れ(眉間のあたり)、時として倦怠感やイライラなどがおこります。

いっ時は電磁波過敏症かと思い電磁波対策をしていますが、やはり疲れます。と言うか平気な人の方が恐ろしく、私としては正常な反応だと思っていますが…

目の奥には毛細血管が集中していて血流不全を起こしやすく、パソコン作業など一点を凝視する事が多い人は注意が必要です。

また、後頭部は視覚野として知られ、目の使いすぎにより緊張すると頭と首の付け根の部分(後頭環椎間)周辺が緊張し上部頸椎(脳幹部)が歪む原因にもなります。

更にタブレットやスマホに使われているブルーライトは、脳を疲労させる原因であると言うのは以前ニュース「不可視部領域の話！」で書きました。
特に前頭葉(特にDLPFCは私が必ずチェックするポイントです)の働きが悪くなると、思考や感情に大きく影響しますが、超簡単に説明しているのが上の写真です。

脳が疲労し機能低下を起こすと、神経や内臓、筋肉と言った全ての働きが悪くなります。全ての内臓は各筋肉と関連しているため、内臓の機能が低下すると痛みやコリといった症状として身体に現れる事があります。(内臓体壁反射)

症状だけ見ていても、問題の解決にはならないというのがおわかりになったと思います。もちろん生活に支障をきたすような場合は、症状にフォーカスして治療することもありますが、所詮対症療法でしかありません！

すべての不調の原因は脳の疲労からと言うのが、近い将来一般的な考え方になってくると思います！

思考・運動・感覚などを支配する大脳が疲労しても、呼吸や体温調整等の「生きる」ことに必要な機能をコントロールしている脳幹の働きには影響しにくいと言われていますが、逆に脳幹の働きが悪くなると生命力が低下し大脳の働きが悪くなります。

タブレットやスマートフォンから極力距離を置いての感想は、ぶっちゃけ調子が良いです！ 1番感じるのは睡眠の質が上がったことです！
睡眠の質こそが実は 1番大切で、脳疲労を起こす原因の 1番目が睡眠不足にあると思っています。

余談ですが、ゲームやスマートフォン依存症の人の脳の使い方と言うのは、麻薬中毒の人と同じだと言う研究者もいます。(理由は省略)

当院では、一般には知られていない、脳の疲労を解消できるセルフケアについてもいろいろとお伝えしていますので、不調でお悩みの方はぜひご相談下さい。


ご縁に感謝

PS.目が疲れたり、後頭部および上部頸椎にコリや痛みを感じるときは、仰向けで寝た状態で、目をできるだけ大きくゆっくりと時計回り、反時計回りと、 2.3回まわしてみてください。この時枕は外してください！

中には気持ちが悪くなると言う人もいらっしゃいますが、ちょっとした疲労位であれば軽減するのがおわかりになると思います。
やり過ぎに注意していただきたいと思います！

また眼球運動には脳神経の回路が複雑に絡んでいますので、自律神経が整ったり、うつ病などの改善にも良いのではと私は思っています。