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まず初めに上の写真は、当院で説明の時に使っているパネルです。

ゼロポジション
・何処を基準にして体を揃えるかと言う理論…だそうです。

実を言うと私もつい最近教えてもらうまでこの言葉を知りませんでした！笑

そしてせっかくなので私なりに考えてみました。あくまで私の解釈です。

△一般的な治療院
・足の長さだけを基準に考えて行く方法
○ちょっとかじった治療院
・骨盤(特に仙骨が重要)を基準に上下を考えていく方法
◎しっかり習っているカイロプラクティック院など
・上部頸椎及び頭蓋骨(医学的にはトウガイコツといいます)更には、脊髄硬膜の重要性を理解した上で、下に向かって揃えて行く方法

と言うふうに、あくまで私ふうにまとめて見ましたが、もう一つ、最近のスタンダードは地面から、つまり足から揃えて行く方法などもあります。

私はと言うと、写真の赤い所、上部頸椎と仙骨に脊髄硬膜が付着している関係上、両方整える方が良いのではと思いつつも、やはり上部頸椎の影響が圧倒的に大きいと思っています。

前後の運動、例えば椅子に座ったり立ったりといった動作をする時、やってみたらわかりますがその運動のスタートは顎の出し入れ(ロッカモーション)であり、あご先を上げながら立ち、あごを引いて座る。左右の側屈は頭の傾き(後頭骨のサイドスリップ)から始まり、体の回旋は赤い所アトラス(頸椎の1番)から、といったように上から下と言うのは素人の方でもなんとなくわかると思います。

また、長い棒の上に重たい球をのせ手のひら一点でバランスを取るのを想像してみて下さい。その反対に重たい球が下で長い棒が上を向いているのと、どちらがバランスを取りやすいと思いますか？

やって見たらわかりますが、球が上にあった方が簡単です。人間の体も頭の位置がずれると下をゆがめてバランスしますが、その重たい頭を乗せているのが小さな骨アトラスになります。
そしてアトラスは、脊柱の中で唯一椎間板と言うロックがないため、自由に動くことで頭を水平に保とうとする時、脳幹を圧迫し全身の機能低下を招くのです。
しかしここは、カイロプラクティック上部頸椎の基礎理論に基づいて、3次元でコントロールしないとなかなか言うことを聞いてくれない関節でもあるため、きちんと扱える人が非常に少ないと言うのもまた事実です。

いちど治療を受けていただくと、身体に与える影響が骨盤とは比べ物にならないというのがお分かりいただけると思います！

姿勢分析をしてみると、ほとんどの人が横振れを持って来院され、噛み合わせ異常による先ほどお話しした後頭骨のサイドスリップが主な原因だと思いますが、これを骨盤矯正だけで本当にコントロールできるでしょうか？サイドスリップを取らない限り横ブレをくりかえします！
ちなみに身体に異常を訴える人で左右均等に噛んでいる人はまずいません！

＊ 治療にいらした患者様が、もし片側で歯を欠損していて噛むことができない状況であれば、まずやるべき事は歯を入れることで、そういう指導ができることが非常に重要で、噛み合わせなどの顎関節の問題が全くわかっていない治療家が非常に多いと言うのは、みなさんにとっては不幸なことだと私は思います。

また反対に、歯列矯正をするのであれば先に整えるのは上部頸椎で、これは前回、顎関節と上部頸椎の関係性について触れた通りです。そうでないと補正が崩れどんどん体が傾きます。

実際に海外では、カイロプラクターと歯科医師さんが提携して治療を行っているそうです。流石ですね！と言う話を先日歯医者さんにしたところ、感心されていました！

歯及び噛み合わせが身体に与える影響は皆さんの想像を遥かに超えるものだと思っていて下さい！ 詳しく書きたいけど、長くなるので書きません。当院ではしっかりと説明及び指導させていただいています。

そしてもう一つ私が大切にしているものとしてエネルギーの調整を挙げておきます。東洋では「氣」、「プラーナ」などともいいますね！
西洋では「バイタル・フォース」として身近な存在に感じるようになっています。エネルギーとは波動、要するに周波数であり振動しています。生きた細胞というのは常に振動しています！
この世の中はすべて素粒子と言われる見えないもので構成されています。(量子物理学)これがわからないから今の医学では病気が治せないと私は思っています。

チャクラ(サンスクリット語で輪という意味)などは最近よく耳にする言葉で興味をお持ちの方も多いのでは？私も重要視しているチャクラ！また書いてみようと思います。

今日はここまで

ご縁に感謝