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考え方や方法論の違いから、これを書いてしまうとかなりの人に反発されると思いますがやはり書きます。

赤い線より右が左かといった単純なものではなく、頭は体と同じほうに倒れているかそうでないか、肩の高さは頭と同側で高いか低いか、上下のねじれのパターン、さらには横からの姿勢分析などで、補正が効いているかどうかなど、かなりの情報を得ることができるのが、姿勢分析です。同時にSOTで言う所の、 カテゴリー1、カテゴリー2.カテゴリー3を見ています

写真は妻をモデルにしてわざと作った姿勢です。患者さんではありません！
丸いシールを貼っているところ4点が凝っているところと考えてください。右or左だけに症状が出る人も居ますが、一般的にこのパターンが一番多いです。理由はありますが、長くなるので省略させてください。あと皆さんにはちょっと難しいです。(治療家の人でも9割以上わかってないと思います)
カイロプラクティックではカンパンセーション(補正作用)と言って、二次的三次的に歪むことでバランスを保っている、自然防御作用の状態です。

これは体の中心軸が、重力線上からずれた状態で立っているために、抗重力筋が働いて支えてくれている状態で、言わばコルセット機能とも言える状態です。
重力線上からズレ始める最初の原因のほとんどが、上部頸椎(硬膜のズレから始まる)にあると私は思っていますが、いろいろな解釈があるので次回、 ゼロポジションと題しかきます！

ここで皆さん想像してみて下さい！この状態で痛いところを揉んだり、アジャスト(矯正)をかけたりしたらどうなるか？
ヒント！コルセット機能を失った体は？
皆さんも天井から重りを吊るした糸をぶら下げてやってみてください！間違いなくさらに傾く事でしょう。
すると更に 抗重力筋を緊張させ守ろうとするために、コリや痛みが増し、これを繰り返すうちに慢性化していくと私は思っています。
私が、揉まないと言っている理由がお分かりになりましたか？強い刺激も嫌ですね〜！(作用反作用の関係) 理屈がわかれば力は要りません。お互いにしんどいだけですね。
私よりもソフトで気持ち良い施術は受けたことが無いと皆さんに言ってもらっていますが、実際にそうだと思います。

そして脊柱に手をかける時は重力線上に戻した後(センター軸に入れるか限りなく近づける)しかダメです。
私の行うSOTや上部頸椎調整はまさにセンター軸を整える学問です。そして手技療法の世界でも最高峰と言われています。ちなみに姿勢反射の中枢が上部頸椎(脳幹部)です！最後に姿勢を決めるのは脊柱に対する、噛み合わせを含めた頭部の位置関係だと思います！姿勢矯正とか、小顔矯正とか、噛み合わせや上部頸椎の調整(顎関節の支点は、頸椎2番の歯突起「グゼーのクォートランド理論」)なくしてどこまでもつのか？と私はいつも思うのですが！
歯科医レベルの問題を無視して言い切っていいのか…？と言うか知らないだけかな…
私はそこまで含めた姿勢矯正及び小顔矯正だと思っていますので、ご相談ください！(私はそういうレベルの話だと思っていますので、小手先だけで満足な人はそれでもいいと思います！)

ここまでのおさらいとして、体が傾く(ほとんどの場合先に頭)→抗重力筋(傾きが大きいほど外側の筋肉を緊張させる)が緊張する→コリや痛みの出現(重心サイドで股関節痛や膝痛、足首痛なども多し)
ならば
センター軸に対し重心軸をしっかり入れる→緊張する必要が無くなった抗重力筋が緩む→コリや痛みの消失
となるわけです。
痛みを追わないと言うのは理にもかなっているわけで、生意気を言うようで申し訳ないですが、これが理屈を知るということです！

これを書こうと思ったのも、実を言うと当院にお越しいただいている患者様の多くも、話を伺うと揉み潰された方が多くいらして、もっと早く適切な処置を受けていればここまではならなかったと想像ができる人が 沢山いらっしゃるからです。
カイロプラクティックは初めてじゃないと言われる人でも、どんな治療をされたのか聞いてみると、ただ揉まれてたとか！笑
思わず本当にカイロプラクティックですか？と聞いてしまいました。笑

カイロプラクティックが誤解されるようなことも黙って見ているわけにはいかない！我慢できない！一緒にして欲しくない！という思いもあり今回あえて書かせていただきましたが、皆さんにはためになるお話であったと確信しています。

そして、この業界の信用を落とさないために、プロとしてこれからも今日のように批判を承知の上で発信していこうと思っています。

カイロプラクティックと整体とマッサージの違いぐらいわかっといて〜

ご縁に感謝