11月ですね。
マラソンランナーさんにはたまらない季節がやってまいりました。
という事で今回の患者さんの症状は
足底筋膜炎。
マラソンをやられている方にはよくある症状ですね。
この症状の原因はズバリ股関節と腰椎の硬さが原因の事が非常に多い。
ずっとアスファルトの上を練習で走っていると、必ず股関節と腰椎に負担がかかります。
走っている時に地面からの衝撃が
股関節と腰椎を押しつぶす感じでかかってきます。
そうなると、少しずつですが
関節が硬くなり、本来持っていた関節の可動域とクッション性がなくなっていくんですな。
つまり、腰椎と股関節の動きが狭くなる。
そうなると、
硬くなった関節を保護するために太ももの緊張が強くなる。
この緊張状態が続くと、太ももとふくらはぎよ筋肉が疲れやすくなる。
足の筋肉が疲れてくると、足底の筋肉がメインになり、推進力を出すために使われるようになる。
そもそも
足底の筋肉はバネにようになっており、筋力はそんなにない。
足のクッションの役割とトランポリンのように反動の力を使って推進力を補助するのが目的なんだな。
なので、メインに使ってしまったらすぐに限界がきて痛みが出る。
それが足底筋膜炎なんではないかと。
個人的に思う。
まあ、他に色々な考え方があります。
他の先生が聞いたら、
そんな訳ない!!
と、言われる方もおられでしょう。
それは先生それぞれ!
という事で。
なので、大切なのは炎症を起こして痛みの出ている足裏を触るのはまあ、10分くらい。
それより大切なのは硬くなった股関節と腰椎ゆるめて行くこと。
そうして、本来持っている関節のクッション性を戻して、地面からの衝撃を減らしてやり、足の筋肉の負担を減らしてやる。
からの、
足底にかかる負担も減るから、炎症が治まってきて、痛むことが無くなってくる。
という、感じですね。
足底筋膜炎の患者さんは何人か見てますが、これで8割の方は少しずつ改善していき、それからは痛みが出なくなりました。
後の2割の方は別の原因でしたね。
とまあ、他に色々とやる事はあるんですが、メインはそんな感じです。
とにかく、マラソンランナーの方は非常に体が硬くなっている。
特に腰椎と股関節。
これで、よく走りますね…
という方ばかり。。。
そして、体のケアはそんなにしていない。
という。
背骨は筋肉とは違い
自分ではストレッチできませんからね。
長く、楽しく、もっと記録を伸ばしたい!
というのであれば、
どこでも良いので必ず整体をお勧めいたします。
楽しくマラソンライフ楽しみましょう♪
ではでは。