３つの模様を入れたシャンパンゴールドの結婚指輪　part2

リングの原型となるワックスを削り出しました。
ロストワックスで作る場合、このような彫金用ワックスを削って原型とします。
ワックスにはリング用にチューブ型になったものもありますが、今回はサイズの関係からそれが使えません。
ブロックワックスから必要なサイズを切り出し、それをドリルレース（簡易旋盤）で削ります。

リングのサイズは内径で決まっていますので、リングの厚さを足して外径を削り出し
そのあと内径も寸法を合わせていきます。
幅をとって切り飛ばし、内径の微調整をしてベースとなるワックスリングが出来上がります。

文章で書くと数行ですが、希望の寸法を出すのはなかなか大変です。
今回は最後の幅をとる段階で１本失敗してしまいました。
そんなこともあり、ワックスリング制作に半日近くを費やしてしまいました。

でもこの段階できちんとしたベースができていないと、良い仕上がりは期待できませんからね。




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