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山陰スピリチュアル紀行

うらうらとゆく島根半島・瀬崎巡り

綱掛けの松・海荒神~日御碕神社~瀬崎の戌展望台~民宿なかよし

今回の神社巡りは松江市島根町瀬崎の「神話とジオの散歩道」です!
瀬崎は島根半島の中でも歴史のつまった場所で、出雲国風土記には防衛の見張り場「瀬崎の戌(まもり)」として登場します。歴史だけでなく海岸の海食岸やひょうたん池など地形も面白く、ジオパークの見どころでもあります。今回はガイド役に、島根半島四十二浦巡り再発見研究会(四十二浦研究会)の寺本静治さんをお招きし、寺本&河野の『うらうらとゆく~島根半島四十二浦を巡る旅~(山陰ケーブルビジョン)』コンビでご案内しました。

綱掛けの松・海荒神

まず、案内してもらったのが瀬崎浦の漁港に面したところにスクッと立つ一本松。「綱掛けの松」といって後醍醐天皇が隠岐の島から逃れて上陸したときに、瀬崎のこの港に着き、船をつなぐ「綱」をこの松にかけた、と伝えられています。実は興味深いのは、この松の右奥の茂みの中にありました。
よくみると階段があり、中に入っていくと…私の背丈ほどの巨石が!
ここは漁師さんなど地元の人が信仰として祀っておられる海荒神です。日本海側の浦ではこういった岩の荒神さんが多くみられます。私たちも拝ませていただきました。

日御碕神社

瀬崎浦の氏神さんは日御碕神社です。出雲の戦国大名尼子氏が大社の日御碕神社を大切にしていた関係で島根半島の浦々では日御碕神社を勧請したと思われる神社が多く残ります。瀬崎の氏神さんも日御碕神社といいますが、主祭神は都久津美神(ツクツミシン)です。都久津美神は「出雲国風土記」の中で、島根町千酌でお生まれになった「イザナギノミコトの御子、ツクヅミノミコト」と記されています。美保関町千酌との関りも気になるところです。浦を一望できる高台に位置していて、とても気持ちのいい神社です。
所在地:松江市島根町野波3776
さて、ここからは瀬崎の雄大な自然を堪能です!
瀬崎は現在松江と出雲が登録を目指している(2017年10月現在)「くにびきジオパーク」の重要な拠点で、約1400~1500万年前の海底火山の地質がとてもよくわかる場所なんです。アメリカハワイ島の「溶岩ハイキング」は世界でも有名な観光スポットですが、島根にもありましたよ! 溶岩ハイキングが体験できます!
と、わたくし河野は地形のダイナミックさ、大きな動きがそのまま固まったような溶岩に思いをはせていたのですが、その他の社☆ガールメンバーは岩場に張り付く珍味「亀の手」や海藻に大盛り上がりの様子。
そうですね、次回は収穫しに来ましょうね♪
とても美しかったのが海水だまりの「ひょうたん池」。深さ2mほどの穴は、池の底にある丸石が大波の時に転がり、少しづつ池の壁面を削ってあけた穴なんだそう。
美しいと言えば…散策途中、みんなでつまんだ野イチゴも美味でした~。

瀬崎の戌展望台

さあ、海の自然を堪能した後は、一転、新緑の山に上がります。瀬崎の戌(まもり)は「出雲国風土記」に記される、日本で最も古いとされる「防衛の見張り場」です。集落のなかにはここの任務に就いた戌人(まもりびと・防人のこと)を祀ったとされる五輪塔などもあります。寺本さんをはじめ、四十二浦研究会さんと地元の方で登山道と展望台を整備されました。頂上からは隠岐や大山を望むことができます。

民宿なかよし

お昼に頂いた民宿なかよしさんの定食。1000円でこのボリューム!こちらでも島根半島の食を堪能しました♪
所在地:松江市島根町野波小波2281
電話:0852-85-3150

ジオパーク(雄大な自然)と古代から受け継ぐ信仰(四十二浦巡り)、そして「出雲国風土記」の世界(神話)。
今、この3点がきれいに結びつき、あらたな島根半島の魅力として世界に発信されようとしています。この地で活動する社☆ガールも大いに期待されているところです。私たちも、アンテナを広く張りながら、楽しく学んでいきたいですね☆
(協力:社☆ガール 河野美知 2017.5.14)