地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、松江の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

松江の地域情報サイト「まいぷれ」松江

山陰スピリチュアル紀行

隠岐の島 神社巡り 後編

隠岐神社、宇受賀命神社、海士町後鳥羽院資料館、明屋海岸

行程:民宿 大岡(ひろおか)→隠岐神社→宇受賀命神社→海士町後鳥羽院資料館→明屋海岸
さて、隠岐の神社めぐり後半は、前日宿泊した民宿「大岡(ひろおか)」様からスタート☆

朝食もさすがは隠岐!
イカのお刺身、一夜干しなど海の幸が満載(≧▽≦) お腹も満たされHappyな気分で、再びフェリーのりばへ向かいました。
西郷港から海士町の菱浦港まで1時間ちょっとの船旅です。
きれいな景色を堪能しようとデッキに出たところ、なんとすぐ間近で
イルカと遭遇!!
一瞬だったので残念ながら写真は撮れませんでしたが、背ビレを見る限り3頭並んで泳いでいました。
海面ではトビウオが飛び跳ね、島々の景色を楽しんでいたら、あっという間に到着。

隠岐神社

海士町上陸後、さっそく「隠岐神社」へGO!
宮司の村尾周さんにご案内いただきました。
ここ隠岐神社のご祭神は後鳥羽天皇です。この地域は元々後鳥羽上皇が遷幸された際の行在所だった源福寺の旧境内地で、かつてご遺骨が納められていた場所は、今も「御火葬塚」と称され地元の人々から篤く崇敬されていたそうです。
そして、上皇没後700年の昭和14年に「御火葬塚」の隣接地に創建されたとのこと。
境内にある蹴鞠処(けまりどころ)
境内にある蹴鞠処(けまりどころ)
本殿は隠岐地方独特の隠岐造りです。
後鳥羽上皇は和歌に造詣が深かったことから、敷地内には御製碑(歌碑)もありました。
ちなみに、当時(鎌倉時代初期)人気のあった和歌のテーマは
「恋愛」、「ふるさと」、「若い頃」とのこと。
今も昔も変わらないな~、としみじみ。
【所在地】隠岐郡海士町大字海士1784

宇受賀命神社

次に向かったのは、島の北部にある「宇受賀命(うつかみこと)神社」。
ご祭神は宇受賀命です。
鳥居からまっすぐ続く参道の先に見える森、そのふもとに本殿がありました。

この景色が本当に美しい!

隠岐神社に引き続き、村尾宮司にご案内していただきました。
式内社として、また名神大社として、隠岐では最も古い神社の1社であるそうです。
そしてこの神社には、豊漁を願い、海に向かって掛け声と共に石を投げる「あご石神事」という珍しい神事があるそうです。
海に囲まれた島ならではの神事ですね☆
【所在地】隠岐郡海士町大字宇受賀747

島生まれ島育ち 隠岐牛店

さあ、お昼です!
海士に来たのなら隠岐牛を食べたい!というわけで、菱浦港すぐそばにある、「島生まれ島育ち 隠岐牛店」へお邪魔しました。
ランチメニューは焼肉セットの「隠岐牛ランチ」と、「隠岐牛の牛丼」の2種類です。
やっぱり、旅と美味しいゴハンはセットですね (≧▽≦) とろけるほど柔らかい牛肉に一同大大満足でした♪

住所:隠岐郡海士町大字福井1368■

海士町後鳥羽院資料館

昼食後、再び隠岐神社の方に車を走らせ、ちょうど向かい側にある「海士町後鳥羽院資料館」へお邪魔しました。
後鳥羽院ゆかりの様々な資料や宝物が展示されていて、時間が足りないほど。
後鳥羽院は文武両道の秀でておられたとのことで、和歌はもちろん刀剣も多く所蔵されています。
後鳥羽院が定めた御番鍛冶の作品である刀剣に刻まれた菊花紋が、天皇家の「菊の御紋」の起源とされていると、ここで初めて知りました。
【所在地】隠岐郡海士町大字海士1521-1

明屋海岸

旅の最後に、参加者の「海遊びしたい!」というリクエストに応えて、「明屋海岸」へ。
眼前に開けた
コバルトブルーの海に、一同大歓声です!!
この海岸には、女神様がお産をしたという伝説が残っています。
また屏風岩の中央に空洞があり、場所によっては
ハートに見えるそう。
女子的にはテンションが上がるスポットです☆
ハートに見えるかな?
ハートに見えるかな?
とっても名残惜しいのですが、再び菱浦港に戻り、フェリーで一路七類港へ向かいます。
「楽しかった~!!」と旅の余韻に浸る一方、来年の1泊2日旅行で行きたい場所について盛り上がる~!
はい、気が早いです(^^;)

自然の美しさ、雄大さ、そして人の温かさに触れた、大満足の2日間でした。
まだまだ見どころたくさんの隠岐、ぜひぜひまた行きたいですね☆

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
協力:社☆ガール 福井 晴子(2015.7.25・26